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ドラゴンライドを作るキッカケ

 河口から源流まで川の全てを堪能するドラゴンライドですが、生まれたキッカケの1つはあるイタリアンシェフのお話でした。
そのシェフは山形県の鶴岡市に「アル・ケッチャーノ」というイタリアンレストランをかまえると、美味しさの評判が伝わり、山形の片田舎(失礼!)にもかかわらず、全国から予約客が詰めかけるという大盛況になっているそうです。
 そしてそのシェフは美味しい料理を作る秘訣に関して次のように話しておられました。「コツと言われても非常に簡単なことです。料理に使う水を全て同じ水系で揃えること。私が気をつけているのはこれだけです」。
 要約すると、生物の組成は水の割合が非常に多い。その水同士が違うものだと微妙に牽制しあい、料理が美味しくならないというのです。逆に水そのものはもとより、「米、野菜、肉、魚(近海物)の全てを同じ水系で揃えれば料理は美味しくなって当然なんです」とおっしゃっていました。
 相模川ドラゴンライドに登録されているグルメスポットの全てがこの条件に当てはまるかというと、もちろんそうではありませんが、そこに行かなければ味わえない美味が揃っていると自負しております。
 もしお店に入ったら「このパンは相模川のお水で作られたのかな」と思いを馳せるのも楽しいのではないでしょうか。